張替えなしで20年 実際のフィールドで使用した経験値を元に、20年後も高い防草機能があると証明されています。

野外で使用する製品を検討するときに、重要なポイントになる耐用年数は、促進耐候性試験の結果を元に、安全率などを加味した上で設定・公表されています。
促進耐候性試験は、あくまで特定の環境での製品の経年劣化度合いを計る試験で、用途によっては、求められる効果の年数を示すとは限りません。
防草シートは、屋外にむき出しの状態で使用され、また、様々な生態をもつ雑草に対応させなければなりません。そのため、耐用年数は実際にフィールドで使用した、必要があるのではないかと私たちは考えます。


写真)施工後、約20年経過した現場


防草シートの天敵は土埃?!・・・ちょっとした維持管理作業で20年間の安心を!

防草シートを敷設して長期間経過した現場では、地表が盛り上がった所や斜面では完全に雑草を抑えているのに、窪んだ所や法尻などでは雑草が繁茂しているという事例がよく見られます。これは、防草シート自体が雑草を抑える強度を保っているにも関わらず、風や通行車輛の土埃の撒き上げによってできる土溜りに飛来した雑草の種子が根付いてしまう現象で周辺環境の如何に関わらず全国至る所で見られ、植樹ニューマットC-3をはじめとする弊社の超長期型防草シートの公共工事向け公表耐用年数は、メンテナンスフリーを前提にこの現象の発生時期を基準として設定しているほどで、土埃はまさに防草シートの天敵であると言えます。
しかし逆の見方をすれば、この土埃の除去(清掃)という簡単な維持管理を数年おきに行えば、防草シートの有効耐用年数を製品本来の耐用年数まで伸ばす事が可能という事ですので、植樹ニューマットC-3を使用して、数年おきに発電設備の点検維持管理と共に土埃の除去(清掃)を併せて行えば、非常に低コストで20年間防草シートを張り替えることなく施設の雑草管理が可能になるのです。

施行時

施行時

施行後約10年経過。法尻に土埃が溜り雑草が発生施行後約10年経過。法尻に土埃が溜り雑草が発生

施行後約10年経過。法尻に土埃が溜り雑草が発生